紫式部の「源氏物語」がここにあります
現代語訳では伝わらない、奥深く、豊かにふくらむ古語。
この本が道案内となり
千年前の世界が今、映像となって、あなたに語りかけます。

Ｎｅｗ　更新記録
講読会：むらさきの会(R３/7/6)、長谷源氏(R３/1/４)、明石源氏(H25/4/30)、およすく会(R3/11/11)、

すずしろの会（R4/1/16)、松波源氏(R2/11/30)、きよら会(R3/11/23)、あじさいの会(R2/2/15)、

ゆかり雲(R/３ 3/8)、横浜源氏(R2/12/19)、玉縄源氏の会(R3/8/8）

読者の声：H2７/１/1９　ゆかりの旅：H26/11/27　　源氏生活(ブログ)：H29/7/3　講演会：H27/11/13

新刊『原文からひろがる源氏物語 澪標(みおつくし)』が加わり

　　　　　　　　　　　　　　　　全５４巻中１４巻まで辿り着きました

推薦の声・読者の声より

ノンフィクション作家　高見沢たか子さん

私は、この労作に導かれ、初めて源氏物語を美しい古語で読む幸せを知った。なんと豊かな言葉の海、なんと深い物語の世界。源氏物語のイメー ジはそこから広がり、読む者を魅了する。

神戸源氏の会　山岸美智子さ ん（神戸在住　元高校教師）

あの阪神大震災の時、駆けつけてくれた田中順子さん。焼け跡や倒壊家屋に供花の絶えない街を歩きながら、「源氏を原文で読むことで神戸の皆 さんを励ましたい」と言う。夏、約束通りやって来た彼女は熱く源氏を語った。私達の心は、不思議に落ち着きを取り戻し、和んで行った。

ゆかり雲　鈴木久美子さん

「古語はまるで外国語のよう。読んでみても理解できそうない・・・」そう感じて、長い間古語を敬遠してきた私が、この本に出 会って、古語の美しさ、千年前のリアルな源氏物語の世界を楽しみながら少しずつ味わっています。

大岡成子さん

気の毒なのは六条御息所。嫉妬深い怖い女性とのイメージがありましたが、とても悩んでひたすら理性で押さえていたのですね。その理性と感情がついに乖離してしまい、空をただよいもののけとなって、葵の上に乗り移る…やりきれないあわれな物語です。　

およすく会　沈光子さん　一言感想　【葵】御息所

泥田を這い回るほどの苦悩を味わいつくした果てに、恋が彼女を手放さなくても、恋を手放す御息所へと変貌して欲しい。毅然と蘇生して変貌を とげるはずと希う読者は、いつしか御息所の恋の伴走者になっていることに気づかされた。